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心地のいい音とは トロンボーン編

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    いろいろなトロンボーン奏者の音を聴いて心地いいと感じた時に、
    いったいなぜ心地いいのか?」「何が心地よく感じさせるのか?」を考える。
    そして私がたどりついた答えは、「タンギング」だ。

    過去にも何度かこの「タンギング」について書いているが、
    やはり「トロンボーン」と「タンギング」は切っても切れない関係にある。
    今回は「ダブルタンギング」や「Doodleタンギング」を抜きにして書こう。
    いわゆる「シングルタンギング」というものだ。

    「タンギング」は察しの通り、音の最初の部分、
    つまりは「発音」という言葉が当てはまるだろう。
    別の言い方にすると「音の第一印象」とでも言おうか。

    5分の曲にいったい何度この「タンギング」を使うだろうか。
    それぞれの音に「音の第一印象」があるわけで、
    この印象が悪いといくら綺麗なメロディーを奏でても、
    美しく聞こえなくなってしまうのだ。

    一つ一つの音に印象を与えるのが「タンギング」であると思う。
    もちろん「音の後始末」や「ビブラート」なども重要な要素であるが、
    「第一印象」が悪ければ、後のビブラートが美しくてもその効果が半減してしまう。

    「タンギング」が主役で、
    「音色」「ビブラート」「音の後始末」等は脇役といった感じだろうか。

    ここで「音色」という言葉が出てきたが、
    「タンギング」はこの「音色」と密接な関係にある。
    「いいタンギング」無しに「いい音色」は存在しないのである。

    私が思うに、この「タンギング」こそ、
    最も重要な「表現方法」の一つであろう。
    そして効果的である。

    そういう意味でも、この「タンギング」というものに磨きをかけることが、
    「心地のいい音」を発生させる最大の武器と言えるだろう。

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      • 2017.09.27 Wednesday
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