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    クロマチックをどう使うか トロンボーン編

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      上手い人のアドリブは、まるでメロディーが作ってあったかのような、
      実になめらかで自然なフレーズになっている。
      いくらおいしいフレーズを吹いても、前後とのつながりが悪ければ意味が無い。

      そこで師匠の演奏をよーく観察していると、
      あることに気がついたのだ。

      それは、クロマチックを巧みに使っていることだ。

      いわゆる半音階であるわけだが、
      もちろんコードの音にぶつかる音が出てくるわけである。
      しかしながら一瞬で通り過ぎていくので、
      耳障りどころか逆にスパイスが効いて、
      Jazzらしいサウンドをかもしだすのである。

      音の始まりと落ち着いたところが、しっかりコードの音になっていて、
      見事に前後の関係をつなげているのだ。

      しかしなんでもかんでもクロマチックというのはいただけない。
      これも経験から生み出されるものなのであろうが、
      実に見事にさらりと使うのである。
      まだまだ私には真似のできない世界である。

      このクロマチックを自由自在に使いこなせるようになれば、
      過去に貯めておいたフレーズと混ぜて、
      さらにすばらしいフレーズを演奏できるようになるのだろう。

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