ジャズトロンボーン
 
パパになりました。
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ども。皆様ご無沙汰しております。

2009年11月6日、待望のベイビーが生まれました。
女の子です。

「河野ひなた」と名付けました。

日向のように明るく暖かくやさしい人になりますように。

母子ともに健康で、11月11日には退院し、
現在てんてこ舞いで日々生活しております。

かっこいいミュージシャンのおとーちゃんになれるように、
今後も努力をしていきたいと思います。

河野家一同、よろしくお願いします。
【2009.11.20 Friday 00:46】 author : 河野広明
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初:神奈川県でライブ
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そんなわけでライブ情報。

2009/12/02
Beck(藤沢)
http://www.beatbarbeck.com/menu0x.php

池田雅明(Tb)
河野広明(Tb)
佐津間純(Gt)
小林航太朗(Bs)
井谷享志(Drs.Perc)

池田雅明さんと初共演。
かなり楽しみー。
【2009.10.21 Wednesday 17:07】 author : 河野広明
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楽器のトラブル
先日3日間、仕事で大阪に行ったのだが、
楽器のトラブルに困らされた。

初日、演奏がやたらとしんどい。
夜行バスでの疲れのせいか、
音出しがしっかりできなかったせいか、
はたまた練習不足が祟ったのか。

とりあえず演奏を終え、今日は調子が悪かったなー。

二日目、しっかり音出しもしたのに、
やはり演奏がしんどい。
この時点で楽器が悪い事に気付いた。
何かが詰まっているような感じ。

仕方なくそのまま演奏終了。

三日目、朝から楽器店に行くものの、
修理担当者が不在。

泣く泣く自分であーだこーだと調べると、
あることがわかった。

スライド内管のマウスパイプ側が振動していない。

楽器は各パーツを指で弾くと、
キ〜ンとかカ〜ンとかゴ〜ンとか鳴るのだが、
内管マウスパイプ側だけは、
コツッとなる。

いろいろ試して、今回のトラブルの原因がわかった。

スライドロックだ。

通常スライドロックを開けて限界まで回してもスライドには当たらないが、
楽器が古いため、通常よりもたくさん周り(角度的には30°ほど)、
スライド持ち手にカツカツと当たるのだ。

これが嫌で、中途半端なところまでしか開けずにいた。

これがトラブルの原因だ。

とりあえず限界まで開けても当たらないように曲げてもらって修理完了。

しかしビックリ。
ちょっとしたことだ。
マウスパイプに近い部分なだけに影響が大きいのだろうが、
ここまで影響があるとは思わなかった。

結局これで三日目はご機嫌に演奏できた。

楽器がいかにシビアなものか思い知らされた三日間だった。


【2009.09.29 Tuesday 20:21】 author : 河野広明
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東京でのライブ決定!
すごいライブが決まりしました!

2009/11/06
新宿サムデイ
http://someday.net/index2.html

「Trombird Latina」

佐藤春樹(Tb)
北原雅彦(Tb)
河野広明(Tb)
近藤和彦(Asax,Ssax)
泰輝(Pf)
早川哲也(Bs)
松山修(Ds)
今福健司(Perc.)

すごすぎる・・・
【2009.09.18 Friday 19:25】 author : 河野広明
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ぼちぼち仕事が増えてきました。(日記)
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たまには日記を書きます。
東京に引越しして約半年、
少しずつですが出世してきました。

11月には、三寺順也さん(トロンボーン)とのライブや、
佐藤春樹さん(トロンボーン)とのライブも決まっております。
すんごく楽しみです。
スケジュールは詳細が決まり次第↓にアップします。
http://jazztb.blogspot.com/

他は、EYSのスクールにて、
講師教育係(管楽器長)に就任しました。
BigBandの講師やアレンジなどの依頼も受けています。

EYSについてはこちら。
http://www.eys-style.com/

まあとにかく、何のあてもなく東京に出てきましたが、
大阪・神戸近郊の皆様、ご心配をおかけしておりますが、
なんとかかんとか生活できていますよー。

これからもミュージシャンとして着実に生きて生きたいと思います。
応援よろしくお願いします。
【2009.09.17 Thursday 02:31】 author : 河野広明
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トロンボーン基礎総集編2009〜其の壱
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大サービス。
これだけ読めば上手くなれるかも。
そんなわけで河野流の基礎総集編2009の第一回目だ。
上手くなれなかったらごめんちゃい。

まず読む前に心の準備を。
トロンボーンに対するイメージを変えるというのが、
上達への一歩だと考えてほしい。
自分の常識はとりあえず無視して、
「なるほど、そんな考え方があるのか。」
と、思っていただければ幸い。

それでははじめよう。

まずは一番大事な音の出し方。


「唇を震わせてはいけない。」
よくマウスピースをぷーと鳴らしたり、
バズィングをしたりするが、
これはさっさと辞めよう。
どうしても必要なときがくれば、
その時に短時間やる可能性はあるが、
基本的に必要ない。

なぜか。
楽器は勝手に鳴るからだ。
たとえばチューニングBbを吹く場合、
楽器は100km/h(ここでの速度は計測していないので適当な数値)の息が管の中を通れば
チューニングBbが鳴るという風にできている。

なので、楽器に従い、100km/hの息を入れてあげると、
楽器が勝手にチューニングBbを鳴らしてくれる。
この際に楽器は振動しており、
この振動が唇に伝わって、結果唇も震えるというイメージだ。

たいていの人がこの息の速度を無視している。
マウスピースでぷーと鳴らしているのがその証拠だ。
どこにも楽器が求めている息の速度に関連性がない。
つまり楽器を無視している。

これでいい音がするわけがない。
マウスピースでぷーと鳴った音が楽器を通り、
少し大きくなって出るだけだ。
楽器は一切鳴っていない。

楽器が求める息の速度を知る。
そしてその速度の息を入れてあげる。
これが音の鳴らし方だ。

これができずに楽器選びもできない。
何を吹いても同じ音がする。


「息の出口は丸に。」
息の出口(アパーチュア)を丸くするイメージを持つことが重要だ。
楽器の管もマウスピースも丸い。
ここに丸い息を入れるのがもっとも効率がいいのは容易にイメージできるだろう。

なので、息の出口を丸くして、丸い息を作り出すのだ。
だが、いくら鏡を見たところで、丸い出口は作れない。
丸くしようとイメージすることが重要なのだ。

そのためには、唇を外側に引いてはいけない。
真ん中に真ん中に集める感じ。
息を真ん中に集めてあげるように。
上唇の先端は少し持ち上がるように。

どの音域を吹くにしても、常に丸にするイメージを忘れないように。
丸の直径が大きくなれば低音、小さくなれば高音が出る。


「息をカップにあてない。」
せっかく丸い出口で、100km/hの息が出せたとしても、
マウスピースのカップにあたってしまうと跳ね返り、
抵抗として自分に戻ってくるだけではなく、
息のスピードが遅くなってしまう。

結果想像していたものと違う音が出てしまったり、
音を出すのがしんどくなってしまう。

しっかりマウスピースのスロートを通るように狙うのが重要だ。
これも100%は無理なので、そうするイメージをするのだ。


「息を作ってから音を出す。」
なぜかみんないきなり音を出したがる。
そうではなく、まず楽器に息を通してみよう。
ぷすーーーーーっと。
ここで狙った速度まで上げる。
たとえば
200km/hまであげてみる。
楽器が200km/hでハイBbが鳴るとする。
これぐらいで200km/hかなーと思ったら、
その時点で音を出してみる。

仮にこれで出たとする。
その時、あなたはどうやって音を出しましたか?

答えは不明だ。
口をなんかした。
これが答えかもしれない。

微妙に口に何かしらの変化をあたえたはずだ。
言葉では説明できないほど微妙な変化。

この時に使った口の筋肉、
驚くほどほんの少しだけの力だ。

これが音を鳴らすのに必要な最小限の力だ。

マウスピースのみの練習をしていると、
いかに無駄な力が入っているかがよくわかる。

楽器が求める息の速度と、
ほんの微妙な口の変化で、
トロンボーンのいい音というのが生まれる。


「のどとベロの関係」
よくのどを開けろとか言うが、
実際そう言われてもどうやって開けたらいいのかわからない。
結果変なところに力が入り、のどが閉まってしまう。
よくある話だ。

実はのどにはベロが関係している。
音が鳴っている際のベロの状態を探ってみるといい。
ベロが蛇の頭のように持ち上がり、
緊張していないだろうか。

こうなるとベロの根っこであるのどが結果的に閉まってしまうのだ。

ベロの力をできるだけ抜き、重力に逆らわないように、
下の歯の内側に置く。

こうすることで、のどの閉まりを解消できるだけではなく、
口の中の体積が広くなり、息の流れもスムーズになるのだ。

もちろん高音になると、これは無意識の世界だが、
口の中が狭くなり、必要があればさらにベロが持ち上がって、
もっと狭くなることによって、高圧で高速な息を作り出すこともあり得る。


ここまでが音の出し方。
次はトロンボーンプレイヤーの一生の悩み、
タンギングについてだ。
まずはシングルタンギング。


「ONとOFF。」
タンギングは、決して前歯の裏をアタックするものではない。
バレーボールのアタックのように、バシバシやってはいけない。

前歯と下の歯の間にベロの先端を持っていき、
息が通らないように栓をする。
これがスタートだ。

そして出したい息の速度を作り、
瞬時にこの栓を抜く。

するとブレもなく作った息が出る。

音を切る際には、瞬時に栓をする。
すると綺麗にスパッと切れる。

つまりONとOFFだ。

この際に、ベロは前歯と下の歯の間から、
重力に逆らうことなく下の歯の裏にぺたっと瞬時に移動。
これが発音。

逆に下の歯の裏でくつろいでいるベロを、
もとの前歯と下の歯の間に瞬時に持っていく。
これが切れる状態。

難しいのはいかにすばやく移動させるかだ。
とくに発音の時が重要視される。

ちなみによく、TaとかTuとか教えている人もいるが、
特にJazzの場合はDaとかDuと発音すると良い。
ただし母音が「u」のだとのどが閉まる原因にもなるので注意が必要だ。

「Doodleタンギングの練習。」
ちまたで流行のDoodleタンギング(ドゥードゥルタンギング)。
これをマスターするには、日本人は10年かかると言われている。
日本語の母音の少なさが理由だ。

なので挫折する人は多い。

しかし、目的は、Doodleをマスターすることではなく、
シングルタンギング、もしくはダブルタンギングの質を上げることだ。

Da→Lu→La→Lu→La→Lu→La→Lu→La→・・・
という風に、頭だけはDa、つまりシングルタンギングの発音と同じ。
次のLaはベロを90度縦に持ち上げ、
先端を上あごに付ける。
柱みたいになる。
そしてLaはそこから柱が倒れるように、
下の歯の裏に持っていく。

日本語で言うところのレロレロに近い動きだ。

残念なことにすぐにはこれで音が切れないだろう。
でも10年かかるんだから、気長にやろう。

そうすればベロの筋肉が鍛えられ、
クイックな動きが可能になる。

結果シングルタンギング、ダブルタンギングの質が向上するのだ。

タンギングの質とは、いかに素早く、いかに効率的に最小限の動きですむかだ。
これを鍛えていけば、音楽的価値のある演奏が可能になる。


今回は音の出し方とタンギングについて書いた。
最初にも書いたがイメージの持ち方を変えることが、
上達への第一歩だ。

目には見えない個人差もたくさんあり、
これが絶対正しいということは存在しない。
楽器を吹くことに関して、常識は存在しないという考えで読んでほしい。
【2009.08.14 Friday 14:45】 author : 河野広明
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テナートロンボーンとバストロの持ち替えについて
今回はテナートロンボーン(以下テナー)とバストロの持ち替えについて。

普通はあまり無いことかもしれないが、
時と場合によっては、コンサートの1部はテナー、
2部はバストロに持ち替えで演奏することがある。

さらには、全12曲のうち1曲だけバストロとか。

これは、河野がなんちゃってバストロだから可能でもあるのだが、
それなりの練習もしているのだ。

テナーとバストロの2台を並べて、
10分おきに持ち替えて吹く練習だ。

この時に重要なのは、しっかり気持ちを切り替えるということだ。
この気持ちを切り替えるという意識的な練習が、
そのうち無意識な気持ちの切り替えに進化し、
テナーを持てばテナーモード、
バストロを持てばバストロモードに心身共に変化する。

テナーを吹いていて、バストロに持ち替えた時、
マウスピースが大きく感じるようではいけない。
違和感を感じながらの演奏はストレスになるし、
練習量が足りていないと考えていいだろう。

持ち替えなんて難しくて無理という意見は多々あり、
確かに両方専門というのは無理なのかもしれないが、
できるだけそれに近づけることを考えておけばいい。

それこそサクソフォンプレイヤーが、ソプラノからバリトンまで、
さらにフルートやクラリネット、
海外ではオーボエやバスーンまで持ち替えることを思えば、
テナーとバストロぐらいはありではないか。

確かにリードで鳴らす木管楽器と、
自らの人体を使う金管楽器の違いはあるだろうが。

河野はとりあえず興味のある楽器はなんでも挑戦する。
第一位がテナー、
第二位がバストロ、
第三位がフルート、
他、篠笛や尺八、ドラム、ピアノ、
トロンペット、フリューゲルホーンなどなど、
どれもサマにはなっていないが、
とにかく音楽を表現する手段として楽器を手にする。

話は元に戻って、
仮にテナー専門であっても、
バストロの練習というのは意味のあるものだと考えている。

まずマウスピースの大きさが違うというのが、
大きな宝物だと思う。

テナーを吹く時に使っている唇の範囲よりも
大きな範囲をバストロでは使用する。
ある意味自由度が増すと言え、
さらに言うと、唇の柔軟性が増す。
つまり唇をよりトロンボーンが吹きやすいように進化させられるということだ。

これにはテナーではあまり使わない低音も関係している。
低音を吹く際に生じるゆっくりとした大きな振動、
これがトロンボーンを吹く際の全ての音域に影響していると考えている。

根拠は無い。
ただそんな気がするだけ。

でも実際にバストロを練習するようになってから感じたわけだから、
まんざら根も葉もない意見には留まらないと思う。

そんなわけで、テナーが上手くなるために、
バストロを練習するというのはおもしろいと思う。
最初は苦労するけど。
【2009.08.11 Tuesday 16:26】 author : 河野広明
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バストロ練習日記5
またまたバストロネタ。

先日、銀座にあるYAMAHAに行き、
店員さんに「買わへんけど吹かせて」と言って、
バストロ(YBL-830)を吹かせてもらった。

まず楽器を持った時の軽さとバランスがよろしい。
そして実際音を鳴らしたが正直びびった。

「なんて楽なんだ。」

下のEbやDはもちろん、B(H)まで余裕で鳴る。

ちなみにマウスピースはBachの2Gを使用。
このマウスピースもなかなか気に入った。
1halfよりも好きかも。

とにかく、普段苦労している音が、
ちゃんとバストロとして設計されている楽器では、
いとも簡単に鳴ってしまう。
嬉しいような悲しいような。

正直自分のバストロモドキはもう使えないかも。
と思ってしまった。

しかし残念なことにバストロを買うお金はどこにもない。

がんばって今後もバストロモドキを使うしかないわけだが、
あまりの違いにへこんだ。

でも逆に、バストロモドキで無理やり練習していて、
将来何かの間違いがあって儲けるようになったときに、
バストロを買ったとしたら・・・

うしし、かなり上手くなってるかもー。

そんな風に考えることにした。

ちなみに今回のYBL-830は、
音色は明るめで反応バツグン。
後は、周りが全員KINGだった場合に、
ノーマイクでどれだけ対等に鳴らせるかが気になった。

YAMAHAのバストロが評判がいいのは知っていたが、
実際に吹いてみて、反応の良さは本当にピカイチ。

後は音色の好みと、どれだけ遠鳴りするかがポイントだろう。

個人的にはKINGの6Bが大好きだが、
ロータリーの固さはびっくりだ。
でも音色は好きだなー。

そんなこんなで、珍しく頭の中がバストロ一色になった、
少し蒸し暑い平日のお話でした。
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【2009.08.04 Tuesday 19:26】 author : 河野広明
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バストロ練習日記4
前回に引き続きバストロネタ。

今回は音量と音程と奏法の関係性について。

もともと低音は苦手なのだが、
何種類かの奏法を吹き分けている。
これは悪いことだと思っている。

仕事ではとにかく吹かなければならないので気にせず吹いているが、
練習ではかなり気にしている。

小さい音で響かす時と、バリバリいわす時で、
奏法が全然違うのだ。

バリバリいわす時はいいとして、
小さく吹く時に、ベストな息のスピードがわからず、
少々音程がぶら下がってしまうことがよくある。

この両者を比べてみた際、下唇の違いに気付いた。

バリバリの時はしっかり下顎で支えられているのに対して、
小さく吹く時は上唇がメインになって、
下顎の支えが甘い。

低音ほど力を緩めるのではなく、
しっかりと口を作る必要があると思われるが、
どうもピアニッシモがうまくいかない。

まずはしっかり息のスピードを知る必要があり、
さらに下顎の支えが重要なのだろう。

昔、知人に下顎を前に突き出すと習って、
確かに瞬間的にはよく鳴るものの、
実用性はなく、挙句の果て顎関節症に悩まされるハメになった。

それ以降、下顎をかばうように新しい奏法を研究しているものの、
なかなか上手くいかない。

下顎を突き出すのではなく、
支えるというこの曖昧な言葉だけでは、
正しい奏法を身に付けることは難しい。

もっと適格な言葉を探すとともに、
研究を続けていきたいと思う。
【2009.08.01 Saturday 21:12】 author : 河野広明
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バストロ練習日記3
久しぶりにバストロの練習について書こうと思う。

バストロを買うお金が無いので、
Bachの42BOをダブルロータリーに改造したものを使用。

ボアやベルが通常のバストロよりも小さいため、
抵抗が強く、低いB(H)の音が鳴りにくい。
(バストロ専門の人に吹いていただいたが同じ感想)

そこはおいといて、
まず気になるのが、いかにスムーズに息を入れるかだ。

マウスピースが大きく深いので、
一見息が通りやすそうなのだが、実際は違う。

まず邪魔するのが、この大きなカップ内にもともとある空気。
この空気を効率よく掻き分け、
スロートまでロスなく息を入れる必要がある。

たいていの場合、この時点で大きな抵抗に負け、
ロスが生じてしまう。

そしてスロートを通過した後は、
テナーに比べて太い管の中を行くわけだが、
この太い管の内側をこすりながら進むようなイメージで、
しっかり息を入れないと前に進まない。

自分では鳴っているつもりでも、
前には音が飛んでいかないという結果に終わる。

マウスピースも楽器も、
いつものテナーに比べて体積に大きな差がある。

これを同じように吹いたところでバストロのサウンドというものは得られない。
これは専門職だ。
でもせめて少しは近づけたい。

実際バストロの仕事もちょこちょこやっているが、
通常のバストロに比べパリパリした音色だけが売りだ。
Jazzなので、これぐらいの方がいい。
しかし専門家に比べると、「なんと品の無い安っぽい音」だと感じる。

楽器の違いはあるが、それをいいわけにする気はない。

河野はテナーが専門なので、
最終的にはバストロのサウンドは無理かもしれないが、
ここは諦めずに欲張りに追求したいところだ。

さて、専門家となんちゃってとの違いは音色だけではない。
大きく違うと感じるのは発音だ。
言葉ではうまく表現できないが、
バストロらしい発音というのがある。
普段は発音も音色に含めて考えるのだが、
今回は別だ。

基礎的なところではなく、
音楽的な表現技法とでもいうか。

おそらく、バストロというより、
低い楽器共通な言葉のような、
なんともいえない発音。

「ばーん」ではなく「ぶおーん」みたいな。

発音を遅らすわけでもなく、
でも一瞬遅れたような。
輪郭はハッキリ聞こえても棘がない。

バストロはテナーに比べ、マウスピースが大きい分、
自由度は高いと感じる。
もちろん突き抜けるようなハイトーンは難しいだろうが、
基本的に鳴る音域は上も下も同じだ。
管の長さが同じだから当たり前か。

しかし、実際演奏では当然のことながら低音域が多い。
テナーを吹いている時に比べてはるかに多い低音。
ここに口を鳴らすのは用意ではない。

仕事で1部はテナー、2部はバストロという経験があるが、
ぶっちゃけベストな演奏はできなかった。

どうしても日ごろの練習では、9:1以上の割合で、
テナーを吹いていることが多い。
専門だから仕方ないが、
バストロも仕事で吹かしていただいている以上、
手を抜くことはできない。

なので、バストロの練習をする時は、
いつも以上に丁寧に慎重に練習している。

話は変わるが、個人的な意見。
河野のようにテナーとバストロを持ち替えている方。
マウスピースはできるだけ大きさの違うものを選んだ方がいいと思われる。

河野の場合は、テナーは12相当、バストロは1半相当を使用している。
(Bachのサイズで言うところの数字です。)
これは、テナーとバストロは全く違う楽器ですよー、
ということを自分自身に言い聞かすためだ。

例えば、テナーが6半相当、バストロは3G相当を使用するときに比べて、
マウスピースの口当たりの違和感は大きい。
でも、この違和感こそが、全く違う楽器という認識には重要で、
その結果、自然と息の入れ方や音のイメージが変わるのだ。

この意見には全く逆な人もいると思うので、
その場合は無視してください。

だいぶ話はそれたが、
言いたかったのは、ロスの少ない息の入れ方を研究中ですよー、
ということだ。
【2009.07.29 Wednesday 18:59】 author : 河野広明
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